2018年2月、ベトナムの旧正月(テト)中にクアラルンプールを旅行しました。
今回は、日本でいつもお世話になっているS君とクアラルンプール国際空港で待ち合わせをし、2泊3日で回りました。
なお、マレーシアのクアラルンプールは今回で2回目になり、約3年ぶりくらいの訪問です。
1回目の旅は以下を参照ください。
クアラルンプールへ移動
私はベトナム・ホーチミンから出張でタイ・バンコクへ行く予定でしたが、途中でクアラルンプールを経由して観光することに。
JALの上級会員であるJGCの修行も兼ねて、コスパよくフライオンポイントの貯まるマレーシア航空のビジネスクラスで移動しました。
マレーシア航空は数年前に墜落事故があった影響か、ビジネスクラスでも異常に安かったです。
距離が近いのに豪華な食事が出ました。
快適ですが、フライト時間が短かったので何かもったいない気分になりました。
一番先頭の座席に座りました。
搭乗後、ウェルカムドリンクをいただきました。
機内食です。短時間のフライトでも充実した食事です。
約2時間ほどで到着し、クアラルンプール国際空港でS君と合流しました。
滞在したホテル
- ランク:3つ星
- 料金:2泊で6,432円
(1泊あたり3,216円。1人あたり:1,608円/1泊)
結論から言うと、清潔好きな人にはおすすめできないホテルです。
- ブキッビンタンのジャラン・アロー通りに近い
- コンビニやレストランが周りに多い
というベストロケーションですが、ホテル全体が古くてかび臭い感じでした。
私は15~20階あたりに宿泊したと記憶していますが、廊下のカビ臭さがひどく、通路の壁がところどころ崩れていました。
シオダさん、地震起こったらこのホテル崩れて死ぬんじゃないですか。
クアラルンプールは地震はたぶん大丈夫かと。。
相変わらず、私はそのあたりの意識が適当です。
私は全然平気でしたが、布団も古く、S君はかなり辛かったようです。
布団汚くてすみませんが、チェックアウト時に撮影したもの。
高層階だったので周辺には高層ビルが多いものの、景色はそれなりに良かったです。
こちらはホテルのプールです。
入りませんでしたがチェックだけ。
小さいですが、プールだけ見ると綺麗ですね。
夜のブキッビンタン
夕食もまだだったので、ホテルチェックイン後、S君を連れて夜のブキッビンタンを散策してみることに。
このブキッビンタンはクアラルンプール最大の繁華街の1つ。
一流ブランドやスパ、エステなどが入った高級店から、若者向けのカジュアルブランドが入ったモールまで、様々なタイプのデパートが並びます。
また、アロー通りはクアラルンプールで最大の屋台街として知られており、夕方以降になると多くの人でごった返します。
マレーシア人はもちろん観光客も多いので、夕食時に訪れると東南アジアの活気を感じることができるでしょう。
しかし、突然のスコールに襲われ、かろうじて入れるお店に避難しました。
そこで中華料理、そしてスコールで身体が冷えたので温かいお茶をオーダー。
スコールが止んだのでぶらつきます。
この周辺は夜もとても賑やかですね。
一通り歩いた後、シーシャを吸えるお店を発見。
さっそく、シーシャをオーダーしました。
私の場合、タバコは身体が受け付けず吸えません。
しかし、シーシャの味付けはフルーティーで臭くなく、私でも吸えます。
ケバブも頼みました。2回の夕食でお腹いっぱいです。
バスでクアラルンプール市内観光
クアラルンプールには、市内を一周してくれる観光専用のバスがあります。
バスに乗っているだけで市内の雰囲気を肌で感じることができる上に、気になるところがあったら途中下車も可能です。
今回は、この観光バスの1日乗り放題の乗車券を利用し、クアラルンプールをぐるっと回ってみました。
バスは屋根ありと屋根なしがありますが、天気の良い日は屋根のないバスに乗るのがおすすめです。
2階部分から、クアラルンプールの街並みをじっくりと眺められます。
観光バスに乗れるエリアの前で待ちます。
観光バスに乗りました。2階のルーフトップの座席に座ります。
KLタワーが見えてきました。
2015年以来です。3年ぶり。懐かしい。
都心部を走ります。
クアラルンプールの中心部はとても近代的ですね。
観光バスに乗ってゆったりと街を眺めていると、その国の雰囲気がわかってきます。
チャイナタウンに到着しました。降りて散策してみます。
ここは、クアラルンプールの中でも安くて美味しいものが食べられる場所として知られています。
活気ある露店が並んでいるので、のんびりと散歩するだけでも楽しめるでしょう。
屋台には、B級グルメだけでなくアジアンチックな雑貨も売られており、特に夕方以降は多くの人々であふれかえります。
中華街のエリアはどの国も活気がありますね。
マレーシア名物、ビーフサテーを食べてみます。
甘いピーナッツソースと玉ねぎの相性が抜群です。
KL市内を走るモノレールにも乗りました。
モノレール駅構内からの景色です。
ペトロナスツインタワー周辺は観光客も多く、記念撮影。
ショッピングモールが中華の雰囲気です。旧正月だからでしょうか。
KLCC公園に来ました。
ここは近代さと自然が調和していて本当にいいですね。
KLタワーに来ました。
とりあえず下の階にあったインド料理屋さんに入って腹ごしらえ。
タンドリーチキン?のようなものを食べてみました。
食事を済ませ、KLタワーに上ります。
日中ですが、天気があまり良くありませんでした。
最後に、スカイボックスで記念撮影をするために並びます。
ガラス張りの上で無事撮影完了。
ちなみに真下はこんな感じです。
S君は怖がって乗れませんでした。
シオダさ~ん、よく乗れますね。
KLタワーからの景色は夕方~夜にかけてが一番綺麗なのですが、時間もあまりないので次のスポットへ移動することに。
バス搭乗中に見えた、マレー文化の露店が並ぶのようなところにも寄りました。
お次はインド人街に来ました。
クアラルンプールには有名なインド人街が2つありますが、カラフルな建物や鮮やかに装飾された柱が特徴的です。
街の他の部分とは雰囲気が明らかに違うので、他の国に来たような錯覚に陥ります。
また、インド人街と言うだけあり、雰囲気だけでなく、売られているものも個性的。
サリーをはじめとする衣料品から、インド雑貨、ヒンドゥー教関係のアイテムなど、インドに関係する商品が何でもそろっています。
中華、マレーの順で慣れていますが、インドは日本人の私からすると、さらに文化的にも距離がある印象があります。
チケットトラブル
観光バスに乗っていたときのことです。
スポット毎に何度か乗り降りするのですが、2階の風を気持ちよく感じていたところ、風で私のチケットが飛ばされてしまいました。
あ!あ~~。。。
飛んでいっちゃいましたね。。
風で飛んで行っちゃった。
今乗ってるし、1dayチケットもう1枚くれませんか?
乗っている最中でしたし、乗務員さんにダメ元で聞いてみました。
知るかよ。1人1枚だ。
・・・
まぁ確かに、私が嘘をついていたらチケットをもう1枚発券してしまうことにもなります。
乗務員さんはルール通りに対応しているだけなので、一切何も言えず。
しかし、適当なスポットで降りた後に、もう一回だけ乗りたいと思っていたので、次に来たバスで再度交渉して見ることに。
友人と一緒にバス乗っていたのですが、チケットが風で飛んでいっちゃった。
今日あと1回だけなので、何とか乗せてもらえませんか?
えー
お願いします!
いいよ、乗りな!
ありがとう!
感動しました。
やっぱり人によってルールは違いますね。
今度の人は明るい感じでした。
降りるときに「さっきはありがとう」と言って10リンギット札(約300円)のチップを渡しました。
乗務員さんは嬉しそうに受け取ってくれました。
海外ではあるあるなのですが、Aさんがダメだと言ってもBさんはOKだったりします。
柔軟に聞いてみることをおすすめします。
まとめ
今回は、いつも日本でお世話になっているS君を案内したいと思い、クアラルンプールに寄りました。
全体的に楽しかったですが、ホテルがカビていたのは申し訳なかったかなと。
ほぼ外出していて寝るだけだったので、私は特に気になりませんでしたが、S君はなかなか寝付けなかったようです(私と同室だったこともありますが)。
クアラルンプールは3年ぶりの訪問でしたが、やはり近代的な都市だと感じました。
隣国のシンガポールと比較すると経済力はかなり落ちますが、あまりにも近代的過ぎるシンガポールより緩くて魅力的です。
初のマレーシア、楽しかったです!
ただ、ホテルはキツかったです。。
プライオリティパスで入れる空港のラウンジです。
S君と共にバンコクへ向かいました。
その5日後、バンコク在住の友人Kさんがクアラルンプールに行きたいということになり、私はまたクアラルンプールにストップオーバーして寄ることになります。
詳しくは3回目の記事をご覧くださいませ。