2021/02/25

タイ・カンチャナブリーの旅【癒やしとトラブルあり】

旅行

2012年10月に、私はタイのバンコクからカンチャナブリーに1泊2日の旅行をしました。

長期滞在していたタイでの最後の記念旅行ということで、友人のT君たちと車で出かけました。

 

かなり前の話なので肝心の写真が少ないのですが、今回はタイでの長期滞在の話とカンチャナブリー旅行の話を紹介していきます。

タイでの「外こもり」

2012年当時、私はタイで外こもりをしていました。

外こもりとは、物価の安いアジアなどで、日本の引きこもり同様に何もせず生活をすること。

日本で短期の仕事などで一気に稼ぎ、1年の残りを生活費の安い国で過ごすといったライフスタイルのことを言います。

私は当時、日本企業からのSEOコンサルティングとアフィリエイトメディアの運営をしていました。

場所や時間を問わず仕事ができましたので、仕事以外の時間はすべて東南アジアの色々な場所を見て回ったり、現地の人や日本人と交流していました。

外こもりの本来の意味とは異なりますが、ノートパソコン1台持ち歩いているだけで当時の私は「外こもり」に近いのかなと思っています。

 

ちなみに、私が2010年当時、衝撃を受けた本「外こもりのススメ」を紹介しておきます。

残念ながら筆者の方はバンコクで日本人に殺害されてしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。

職業名
T君

僕も以前この方と同じマンションに住んでたんですけど。。

Srivara Mansion参照

外こもり時代に住んでいたコンドミニアム

私は、外こもり時代にPG Rama9というコンドミニアムに住んでいました。

このコンドミニアムは2つの棟に分かれており、私が住んでいたのは8階建ての棟の最上階の角部屋

75平米の2ベッドルームで、ジムやプールが付いている物件です。

 

ちなみに家賃は25,000バーツ(当時は円高で1バーツ2.5円くらいでしたので、日本円にすると約62,500円)。

バンコクのほぼ中心と言える場所でこの値段は、日本では考えられません。

 

当時はこのコンドミニアムに、タイに長期滞在しているT君と一緒に住んでいました。

これは、ある日T君が露店で買ってきた犬です。

4,500バーツ(当時のレートで11,250円)で購入していました。

子犬の時に、お餅のように白い犬だったため、T君がモチと名付けました。

初めはとても小さく臆病な子犬でしたが、無事成長して現在も元気です。

私は犬と暮らしたことがありませんでしたので、とてもよい思い出になりました。

カンチャナブリー旅行

前置きが長くなりましたが、1泊2日のカンチャナブリー旅行について紹介していきます。

 

カンチャナブリーとは、タイの首都バンコクの西にある、ミャンマーとの国境の県。

国境エリアとしてはサンクラブリーが有名ですが、ツーリストに人気なのは、その手前のバンコクから比較的近いエリアです。

私はT君の車で行きましたが、鉄道やバスでも行くことができます。

ただし、カンチャナブリーはだだっ広く、現地でも足があった方が便利なので、ツアーの方が楽かもしれません。

 

カンチャナブリーの有名な観光地としては

  • クウェー川鉄橋
  • エラワンの滝
  • タイガーテンプル
  • 泰緬鉄道博物館

などが挙げられます。

タイ・カンチャナブリー「タイ国政府観光庁の公式サイト」参照

私はこの中で

  • クウェー川鉄橋
  • 泰緬鉄道博物館

の他、ちょっとしたお寺などを回りました。

クウェー川鉄橋

※写真がなくてすみません

クウェー川鉄橋はよくあるタイプの鉄橋ですが、この橋には第二次世界大戦中、日本軍が敷設した泰緬鉄道が通っています。

そして、日本でも有名な映画「戦場にかける橋」の舞台になった場所でもあります。

世界的にヒットした映画ということもあり、タイ人も多かったですが観光客も多数訪れていました。

特に中国人が多かったのが印象的です。

 

なお、この旅には上述したモチも連れて行ったのですが、ここで地元の人の飼う犬に尻を嚙まれて叫んでいました

甘噛みだったのか怪我をするには至りませんでしたが、噛まれたのが初めてでびっくりしたようで、かなり大声で絶叫していました。

かわいそう。。

泰緬鉄道博物館

泰緬鉄道の建設の歴史だけでなく、当時の捕虜の生活などについても展示している博物館です。

ここの写真は1枚だけ残っていました。

これは、オーストラリアやイギリス、アメリカなどの連合軍の捕虜の墓地です。

強制労働によって亡くなられた方々という記載がありました。

なお、歴史的記述によっては、連合軍の捕虜よりタイやミャンマーなどの東南アジア人労働者の死亡者の方が多いとなっています。

 

いずれにしても、日本が一方的に悪者として書かれており、私が自分で調べた歴史とは若干違う気がしました

私は戦争を経験していませんので当時の真相はわかりませんが、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

その他の観光スポット

車で色々回ったのでしっかりと覚えていないのですが、その他にも洞窟やお寺のようなところにも行きました。

薄暗い洞窟にはコウモリが多数生息しており、モチがとても怖がったのを覚えています。

有名な観光スポットもいくつか回りましたが、個人的にカンチャナブリーで最も記憶に残るトラブルが蜂による攻撃。

 

お寺の階段を上の方に上っていった際に、何やら黒い物体が飛んでいました。

結構上まで階段あるな。

最上階までたどり着き、ベランダのような通路を少し歩いた時でした。

ひでぶ!

私のお尻に、突然の激痛が走りました。

蜂だ!

ここにいてはまずいと思い、尻の痛みをこらえながら階段を必死で駆け下りました。

階段を上ろうとしていた外国人が何事かと驚いていましたが

Bee attack!! very dangerous!!!(蜂に刺された!。危ないぞ!)

と叫んだら、その人も慌てて階段を降りていました。

 

私は、まだ下にいたT君にそのことを伝えました。

T君がワクワクしながら現場を見に行った結果、蜂の巣があって蜂が飛び回っていたとのこと。

 

これが私が人生で初めて蜂に刺されたエピソードです。しかも尻に2ヶ所。

施設の受付に伝えると、スタッフのタイ人のおじさんに尻を出せと言われ患部に薬を塗られました。。

T君に病院を勧められましたが、尻が痛いだけで体調も良く意識もはっきりしていましたし、大の病院嫌いなので全力で拒否。

それを見たT君の一言。

職業名
T君

前面を刺されればよかったのに。

このカンチャナブリー旅行の1日目は、モチと私がお尻を負傷するという結果に終わりました。

この後は有名な観光スポットのエラワン滝に行こうかと思っていたのですが、このアクシデントもあり早めにホテルにチェックインしました。

 

カンチャナブリーで利用したホテル

カンチャナブリーで宿泊したのが、ブティック ラフト リゾート リバー クアイというホテル。

この旅行では事前にホテルを予約しておらず、現地で直接見つけたところに飛び込みで入りました。

 

川の上に浮かぶホテルで、これぞカンチャナブリーという雰囲気でした。

各部屋のバルコニー部分は川につながっており、その気になればそのまま泳ぐことも可能です。

大自然が広がる神秘的な雰囲気ですね。

なお、このホテルはペットフレンドリーではなかったのですが、交渉した結果、お客さんも少ないということで何とかモチも泊めてもらえました。

ホテルには複数のアクティビティーが用意されており、私たちはその中のラフティングを選択。

カンチャナブリーの大自然を、そのまま体験できるアクティビティーです。

いかだに乗ってホテル前の川を下っていき、途中で泳ぐこともできました。

ホテル内には川をそのまま利用したプライベートプールも設置してあるので、施設内でのんびりするのもありだと思います。

まとめ

タイ国政府観光庁のガイドによると、カンチャナブリーにはたくさんの観光名所があります。

私は蜂に襲われるというトラブルに遭いましたが、バンコクから気軽に大自然を楽しめる場所としておすすめです。

次回は事前にしっかりと計画を立て、数日かけて残りの観光名所を回りたいと思います。

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