2018年2月に、3回目の渡航となるマレーシアのクアラルンプールに2泊3日で行ってきました。
※過去の2回のクアラルンプール訪問については以下からご確認ください。
今回は、出張先のタイ・バンコクで現地在住のKさんがクアラルンプールに行ってみたいという話になったため、案内させてもらうことに。
私はマレーシア航空でクアラルンプールで途中降機してから、ベトナム・ホーチミンに戻ることになりました。
バンコクからクアラルンプール国際空港到着後、KLIAエクスプレスでKLセントラル駅まで向かいます。
この電車は相変わらず早くて快適で便利ですね。
クアラルンプール旅行3の流れ
バンコクからクアラルンプールへ
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高速鉄道でKLセントラルへ
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スカイ ホテル ブキッ・ビンタンにチェックイン
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Pavilion Kuala Lumpur
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バードパーク(タマン・ブラング・クアラ・ルンプル)
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Lodge Paradize Poolside
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ヘリラウンジバー
KLCC公園のテラスでランチ
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ムルデカ広場
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モントキアラ
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Lavish Spa
ペトロナスツインタワー
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ホーチミンに帰国
今回利用したホテル
スカイ ホテル ブキッ・ビンタン (Sky Hotel Bukit Bintang)
- ホテルランク:3つ星
- 広さ:22 m2(237 ft2)
- 値段:1部屋/2泊JPY8,046(1泊あたり 4,023円)
ブキッ・ビンタンの繁華街まで徒歩圏内にも関わらず、静かで落ち着いた場所にある立地の良いホテルです。
部屋もきれいで問題ありませんでした。
ただし、私が宿泊した部屋は建物に囲まれており、スマホの電波とWiFiのつながりが悪かったのがつらかったです。
短期間なので支障はありませんでしたが、仕事上ネット環境が重要なので、スマホやパソコンが使えないというのは個人的には大きな問題です。
※室内の写真は撮り忘れていました。Webサイトでご覧ください。
なお、一緒に行ったKさんは同じホテルの別の部屋に宿泊していましたが、1泊だけしてバンコクに戻りました。
クアラルンプール観光
クアラルンプール市内で回ったところを順番にご紹介していきます。
Pavilion Kuala Lumpur
ブキッ・ビンタンの繁華街にあるショッピングモールです。
ここは、2007年にオープンした総床面積が約13万平米という巨大なデパート。
建物内には500を超えるショップが入っており、高級ブランドだけでなく、若者向けのカジュアルなお店も多いです。
近くにリッツカールトンやJWマリオットなどの高級ホテルがあるため、地元民だけでなく観光客でも賑わいます。
PAVILION内の中は中華仕様ですね。旧正月だったからでしょうか。
Kさんがいるので屋台ではなくモール内で食事します。
レストランでマレー料理を注文しました。
こちらはスイーツです。Kさんが食べてみたいとのことで。
マンゴー美味しかった。
こちらはマンゴージュース。マンゴーのスイーツ屋さんでした。
バードパーク(タマン・ブラング・クアラ・ルンプル)
中心地から近いエリアにあるバード・パーク、タマン・ブラング・クアラ・ルンプル(Taman Burung Kuala Lumpur)に行ってみました。
85,000平米の敷地内には様々な鳥類が生息しており、年間で20万人もの観光客を集める人気のスポットです。
鳥を間近で見ることができます。
園内、至る所に鳥がたくさんいます。
綺麗な鳥がいます。
近づいたら羽を広げてくれました。
こちらの鳥も羽を広げています。
ダチョウ?でしょうか。
ダチョウにしては首が短い感じがします。
ヒヨコ達です。
卵から孵化してヒヨコになるまでの過程を紹介していました。
滝の奥に見える園内が綺麗ですね。
鳥が突き合っていました。
たくさんの鳥とこんなに近くで触れ合ったのは初めての経験だったので、非常に感動しました。
特に家族連れでクアラルンプールを訪れる方にはおすすめです。
Lodge Paradize Poolside
2015年にも来たことがある、プールが併設されているレストラン。
このレストランは次に向かうヘリラウンジバーに行く途中にあり、またおしゃれなお店なので、Kさんを案内したく再度訪れました。
詳細はこちらをご覧ください。
個々のプールサイドはやはり綺麗です。
まずはドリンクが来ました。
確かマンゴージュースだったかと思います。
チャーハン的なものを頼んでみました。
食事は特段美味しいわけではありませんでしたが、雰囲気の良いレストランです。
ヘリラウンジバー
食事後、ヘリラウンジバーへ向かいます。
こちらも2015年に訪れましたが、非常に気に入ったのでKさんを案内しました。
細かい情報はこちらをご覧ください。
ヘリラウンジバーに上る1つ下の階にあるバーです。
暗いと雰囲気があっていいですね。
ペトロナス・ツインタワーです。
KLタワーも。
謎のドームのような建物も綺麗です。
階段の踊り場です。
Kさんは実業家です。
夜景を眺めながら、タイでの事業についてお話を聞かせていただきました。
夜中、ホテルに帰る際にぶらついていたところ、道中に猫を発見。
首輪をしているところ、飼い猫のようですね。
Helipad @ Heli Lounge Bar Facebookページ
KLCC公園でランチ
翌日、Kさんもいるのでランチは綺麗なレストランでとりました。
メニューです。華人系のレストランですね。
日本円で1,000~1,500円程度。
マレーシアの華人料理、海南チキンライスを頼みました。美味しい。
この後、Kさんは仕事で多忙のため、Grabでタクシーを呼びバンコクに戻りました。
ムルデカ広場
中心部にあるムルデカ広場に行ってみました。
1957年のイギリスからの独立を宣言後、マレーシアの国旗が初めて掲げられた場所として知られています。
世界一の高さを誇るフラッグポールは、約100メートルもあって圧巻です。
今回でクアラルンプールは3回目ですが、まだじっくりと見ていなかった場所なので、来られて良かったです。
マレー文化を感じられるエリアでした。
とても立派な建物です。
マレーシアの国旗が風になびいています。
だだっ広い広場から見る建物。
独立時の塔でしょうか。
建造物1つ1つがとても綺麗です。
ムルデカ広場とは関係ありませんが、止まっていたプロトン(PROTON)という車のシンボルの写真。
以前は三菱自動車も資本・技術面で提携していたようですが、現在は中国の吉利汽車が49.9%の資本を持っているようです。
川もあります。こちらは橋の上から撮影した写真。
ムルデカ広場でした。
モントキアラ
その後、タクシーをチャーターしてクアラルンプール郊外のモントキアラ(日本人街)を回ってみることにしました。
ホーチミンの友人が昔住んでいた場所ということもあり、またクアラルンプールの日本人街にも興味があったからです。
私の得意技である、流しのタクシーとの直接交渉をしたのですが、マレーシアではドライバーさんも英語が話せるので助かりました。
中華系のドライバーさんでした。
正確には覚えていませんが、確か半日チャーターで200リンギット(約5,500円)で回ってくれたと思います。
こちらが最初に訪れたプラザモントキアラ。
広いので1つ1つ回ってみます。
お弁当ののぼりが。
高層コンドミニアムが目立ちます。
日本料理屋さんなどありましたが、日本街としての規模はあまり大きくありませんでした。
2つ目のエリアに向かいます。
Solaris Mont Kiaraという韓国人、中国人が多いエリアに来ました。
レストランなどのお店が立ち並んでいます。
とても綺麗なコンドミニアム群です。
ここはちょうど交差点が交わるところを上から見下ろせて景色が綺麗でした。
3つ目のHartamasエリアに来ました。
Hartamas shopping centreというデパートがあります。
この周辺にもコンドミニアムやレストランが立ち並んでいます。
東南アジアは狭いところに人々がごちゃごちゃしている印象があるのですが、マレーシアは逆に広々していますね。
特に、このモントキアラは完全に車社会で、アメリカのような印象を持ちました。
特に目的地を決めずにタクシーをチャーターし、興味があるところで止まって回るというのが、私が郊外エリアを開拓する際のスタイルです。
今回も同じように回ったおかげで、クアラルンプールに居住したらどんな感じになるのか、というイメージがわきました。
Lavish Spa
私は大の銭湯好きで、どの国に行っても銭湯があれば行くのですが、モントキアラを半日探索して疲れた身体を癒やしに、ブキッ・ビンタンの中心エリアにあるスパに向かいました。
写真撮り忘れてしまいました。
正直なところ、日本の銭湯というよりは海外のスパという感じ。
価格のわりに、かなり微妙でした。
※現在アクセスできません。
ペトロナスツインタワー
最終日、ペトロナスツインタワーに上ったことがなかったので上ってみることに。
予約が必要なので、前日にインターネットで予約決済してから上りました。
並んでエレベーターを待ちます。
ツインタワーを繋ぐ橋(スカイブリッジ)に来ました。
スカイブリッジ内です。
高さ170メートルからの景色。
さらに上の階に向かいます。
最上階のLEVEL86まで来ました。
隣が最上部から見えるもう片側の塔です。
上空からみるとわかりますが、クアラルンプールは山がちな街に見えます。
個人的には、ペトロナスツインタワーよりもKLタワーの方がおすすめです。
ツインタワーは室内エリアしかありません。
それに対し、ルーフトップのあるKLタワーは上空で風を直に感じられますし、ツインタワーを丸々眺めることができるからです。
ただ、クアラルンプールのランドマークなので、上れてよかったとは思います。
まとめ
クアラルンプールは、シンガポールとまではいきませんが非常に近代的な街です。
外国人も多く、インターナショナルな雰囲気が漂っています。
なお、マレーシアは華人比率が公称値では25%とのことですが、クアラルンプールに限って言えば、比率はもう少し高いように思えました。
総合すると、近代的な街に安く住みたいという人には向いている都市だと思います。
マレーシアは移住先No.1として言われていますが、その理由はわからなくはありませんでした。
- 英語
- 物価安い
- 家賃安い
- 日本と時差が1時間しかない
- ハブ空港がある
- 街が近代的
- 渋滞がひどくない
- ビザなしで90日滞在可能
- 現地飯が3種類ある(中華、マレー、インド)
このあたりは素晴らしいと思いますが、反面、
- 郊外は車が必須
- お酒が高い
- 日本人街が小さい
このあたりは少しネックになるかなと思いました。
私は以前、このようにつぶやきました。
東南アジア主要都市の中でマレーシア・クアラルンプールがベトナム・ホーチミンより安くなるとは。
2020年、
マレーシアの1人あたり名目GDPは約10,000USD、
ベトナムは約3,500USDと、3倍の開きがあります。近代的な都市で安く暮らすならクアラルンプールはいいですね。https://t.co/PscElGbDG4
— 塩田 英司(EIJI SHIODA) (@eiji_shioda) May 1, 2021
生活費がホーチミンより安いのには驚きました。
この後、私はホーチミンに戻りました。
クアラルンプールにはまた来ます。