2021/02/18

タイ・シーラーチャーのシーチャン島への旅【バンコクから近い】

旅行

2015年6月に、タイ・バンコクに住む友人とシーチャン島という島に行ってきました。

バンコクに近いリゾートとしてはパタヤが有名ですが、パタヤよりも近く気軽にリゾート気分が味わえる場所です。

私は1泊2日でシーチャン島に宿泊しましたが、バンコクからなら日帰りでも十分に楽しめます。

今回は、そんなシーチャン島の穴場観光スポットを紹介していきます。

シーチャン島とは?

シーチャン島は、タイの首都バンコクとパタヤの中間地点にある、チョンブリー県シーラーチャー郡の島です。

シーラーチャーはタイの中では小さな漁港に位置づけられる町。

しかし、実はタイの中でも日本人が多く住む町として知られています。

シーチャン島は、そんなシーラーチャーからフェリーで約50分で行けるリゾートです。

日本人の多い町シーラーチャー

大きな日系工業団地がたくさんあるチョンブリー県。

その中の小さな漁村であるシーラーチャーは、チョンブリーで働く日本人の拠点の街となっています。

 

非常に小さな町ですが、歩いて回れる範囲に

  • 日本食レストラン
  • 日系スーパー
  • 居酒屋
  • 日本人用娯楽施設

など日本人が快適に暮らせる環境が整っています。

もちろん地元のタイ人も多く住む場所なので

  • デパート
  • ローカルマーケット

をはじめとした施設も整っており、小さな町ながら住み心地は悪くなさそうです。

 

なお、アメリカで大流行し最近日本で流行っているスリラチャ(Sriracha)ソース。

日本語読みがちょっとおかしいですが、このシーラーチャーが発祥と言われるチリソースです。

私はまだ試したことがないですが、程よい辛さで病みつきになるようなので、いつか食べてみたいと思います。

観光客が少ないバンコク近場のリゾート

パタヤからフェリーで行くラン島は、海がきれいで外国人にも人気の島です。

有名なので、タイ人はもちろんロシア人や中国人をはじめとするツーリストが多く遊びに行きます。

 

それと比べると、シーラーチャーは外国人の観光客がほとんどいません

もちろん上述したように日系のお店が多く、現地に住む日本人は一定数いますが、観光で訪れる人は非常に少ないです。

 

シーチャン島は、そんなシーラーチャーからフェリーで行く場所なので、シーラーチャーよりも観光客の数がさらに少なくなります。

実際に、滞在中には外国人をほとんど見かけませんでした。

 

確かに、ラン島のように綺麗で大きな砂浜のビーチがたくさんあるわけではないです。

しかし、ラン島に匹敵する透明度の高いビーチはあるので、人の少ない海岸沿いでまったりすることが可能。

さらに、交通量が少ない道路をバイクであてもなくフラフラするのも気持ちがいいです。

港までのタクシーを交渉

バンコクからシーチャン島へ行くには、通常は以下のルートをたどります。

バンコク・エカマイバスターミナル

シーラーチャーのバス停

船着き場

フェリーでシーチャン島

しかしバスを待ったり現地で船着き場まで行ったりするのが面倒なので、ダイレクトにタクシーで行くことに。

2人でバスを使えば200バーツ(約700円)以下に収まりますが、タクシーを使えば

  • 時間を気にせず行動できる
  • バスより早く到着する
  • 車内がサバーイサバーイ(タイ語で快適、気持ちいい)

といったメリットがあります。

 

タイでは、タクシーで遠出する場合はメーターではなく交渉制になることが多いです。

今回はタイ語が喋れるT君と一緒に行ったため、タクシーとの交渉は全て彼に任せました。

経験上、タイではツーリスト丸出しだと料金が高くなる傾向にあるからです。

 

具体的な交渉の流れは以下の通り。

流しのタクシーを止める

目的地を伝える(タイ語でやり取り)

OKと言われたら金額を聞く

納得したら乗り込む

ちなみに値下げ交渉は可能です。

ただし、最初からまともな料金を言っているタクシーに対して値下げを要求するのはマナー違反です。

私は簡単なタイ語しかわからず、タイ語が流暢なT君が交渉するため、他の観光客のケースは分かりません。

しかし、少なくともタイ語が普通に喋れると初めから無理な料金は言われないような気がします。

 

逆に、相場よりも高いと感じたら乗るのをやめましょう。

バンコクならタクシーはバンバン走っているので、無理な値下げ交渉はする必要がありません。

シーチャン島で泊まったホテル

シーチャン島で泊まったホテルはシーチャン シャイン カオ リゾート (Sichang Shine Khao Resort)という2つ星ホテル。

豪華なホテルではありませんが、田舎町ではこういったゲストハウス風のホテルに泊まるが楽しいです。

シーチャン島観光

それでは、1泊2日のシーチャン島観光を写真多めでお伝えしていきます。

シーラーチャーの港からシーチャン島までのフェリーチケット(50バーツ)。日本円でわずか180円。

50分くらいの船旅ですが、フェリー代金は格安です。

フェリーの内部は満席。

ほとんどがタイ人で、シーチャン島に遊びに行く人や島で働く人などが多かったです。

シーチャン島の海辺。

海沿いにあるレストランからの景色。向こう側がシーラーチャーです。

島についたら、まずはすぐにバイクを借りました。

どれが自分のバイクかわからなくなるので、どの国に行ってもまずはレンタルしたバイクの写真を撮ります。

 

島内は、長閑な港町の雰囲気が漂っていました。

ちなみにセブンイレブンが1軒ありました。

金の大仏さんです。さすが仏教国タイですね。

謎の銅像がありました。

何の銅像かわかりませんが、どなたかシーラーチャーの偉い人なんでしょう。

山にある景色の良いお寺。

こちらはお寺の門です。

洞窟の中にも金の大仏が置かれていました。

シーチャン島の人々が住む風景。

田舎町なので、暗くなりだした頃には交通量も人も一気に少なくなります。

 

島を一周していると、山の上に登れる坂道を発見したのでバイクで進んでみました。

その山頂からの夜景。

小さな島ですが、それなりに光がともっていますね。

漁村ということで、夕食は新鮮なシーフードを扱うレストランでビールを楽しみました。

(私は甲殻類が苦手なので魚を食べましたが)

 

田舎町の夜は早いので、この日はほろ酔い気分で早めに床につき、翌日はまた早朝からチェックアウトまで島内観光をしました。

真っ先に向かったのが、前日にバイクで登った山。

山頂からの昼間の景色。

夜とはまた違って、気持ちの良い景色が広がっています。

下り坂をバイクで降ります。この開放感がたまりません。

日中の街の風景。

海辺の桟橋です。海は透き通るような青色。

海沿いにベンチもあります。

 

チェックアウトが12時だったので、その少し前にゲストハウスに戻りました。

ゲストハウスの前の庭では、3匹の猫が絶妙なバランスでくるまって寝ていました。

いい具合にそのまま猫鍋に入りそうです。

昼近くで気温も高くなってきており、猫も暑さで完全にだらけ切っています。

 

私は猫が大好きなのでかまっていたら、宿のおばちゃんに気に入ったなら持って帰っていいよと言われました。

 

しかしここでトラブルが。。。

T君がバイクを移動させようとした瞬間、猫が「うぎゃ~~~ん」と叫んだのです。

T君!足元に猫いるよ!

職業名
T君

え!?

T君のバイクの真下の影から別の猫が出てきました。

バイクが突然動いたのでびっくりしたのでしょう。

気づかずに動かしていたら踏んでいたかもしれません。。。

 

そばにいた宿のおばちゃんが笑いながら一言

職業名

マイペンライ(大丈夫)

猫好きの私は、とりあえずその猫の無事を確認した後、バイクで船着き場に向かいました。

何はともあれ、フェリーでシーラーチャーに戻ります。

さようなら、シーチャン島。

また来ます。

お手軽リゾートとしておすすめのシーチャン島

小さな島ですが、シーチャン島にはビーチ以外にも坂や山道がたくさんあって楽しかったです。

バイクで海沿いの道を走ったり山道を上ったりと、ツーリングには最高な島でした。

 

観光で初めてタイに行く人向きの場所ではないですが、有名な観光スポットを一通り回った人にはおすすめです。

バンコクから気軽に行けて外国人の少ない穴場スポットがあるので、都会の喧騒に疲れたら気軽に自然を見に行くのもいいと思います。

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