2017年2月の日帰り旅行記です。
ホーチミンに滞在していた私は、ホーチミンから車で2時間ほどで行けるモンキーアイランド(猿園)に行ってみることに。
今回はホーチミン在中の日本人Y君と、Y君の友達のベトナム人と3人で行ってきました。
旅の始まりです。早朝から、ホーチミンの1区のカフェ(チュングエン レジェンド コーヒー)で待ち合わせします。
ここのカフェはホーチミン1区中心エリアのダイアモンドプラザ ショッピングモールの裏にあり、道路も広く、待ち合わせ場所としては最適です。
Y君の友達のベトナム人がレンタカーで現れ、旅のスタートです。
モンキーアイランドとは
モンキーアイランドは
- 大自然
- 野生の猿
- ベトナムの歴史
に出会える、ホーチミンの中心からも比較的行きやすい観光スポット。
75,000ha以上の広大な敷地内には150種類の植物が生い茂っており、数百匹の猿が住み着いています。
ホーチミンからは南方に約40キロほど離れています。
現地に到着すると、大量の猿にお出迎えされます。
自然豊かなマングローブ林の間を、モーターボートで水上移動することが可能。
これぞ想像していたベトナムという風景を堪能できるので、短期の旅行者にもおすすめできるスポットです。
スピードボートに乗れば、最終的にこのベトコンキャンプの基地跡まで連れて行ってもらえます。
自然が豊富なこの地は、ベトナム戦争時のベトコンキャンプの拠点になった場所なのです。
いくつかトラブルがありましたが、そんなモンキーアイランドを堪能してきました。
フェリーターミナルで渡れず
モンキーアイランドに向かうためには、フェリーで車ごと大きなSoai Rap川を渡る必要があります。
しかし、車も載せられる大型フェリーは、どのフェリーターミナルからも出ているわけではありません。
車も乗せられるフェリーターミナルにたどり着くまで計3箇所も回ることになり、約2時間ほどタイムロスしました。
こちらの地図が私がさまよったルートになります。
1箇所目のフェリーターミナルに来ました。
フェリーはありましたがバイクのみで車は乗せられず。
超狭い道を車で走ってきて、一体何しに来たんだろう。という感じでした。。
2箇所目のフェリーターミナルにやって来ました。
今度は小さな渡し船くらいしか見当たりませんでした。。
2箇所目ののフェリーターミナルの風景。
車で道なき道や悪路をさまよい、さすがに少々疲れました。
横にカフェがあったので一旦、休憩することに。
カフェの庭には、首輪で繋がれた猿がいました(少しかわいそうですね)。
シャキシャキした水気のあるリンゴが餌用に売られていたので与えてみます。
手渡しで受け取ってくれたのは嬉しかったです。
こんなところでモンキーアイランド到着前に猿に出会えてしまいました。
休憩後、私が知っているホーチミンから一番近いフェリーターミナルに引き返したのですが、ここからは普通に渡れました。
無駄に2時間さまよいました。かなりのタイムロスです。
メコンエリアをさまよいましたねー
・・・。まぁ、楽しかったです。。
フェリーで移動した後、きちんと舗装された道路をひたすら南下します。
この道路は交通量もほとんどなく、広々していて快適です。
そうしているうちにようやくモンキーアイランドに到着しました。
モンキーアイランド
早朝8時から出発したのに、道に迷ったりフェリーを待ったり、何だかんだでモンキーアイランドに到着したのは14時近く。
しかし、現地では半野生のたくさんの猿に囲まれ、かなり楽しむことができました。
日本では決してできない体験です。
猿だらけ
まだモンキーアイランド内に入っていないのですが、車を駐車した入り口付近ですでに猿だらけです。
猿たちが餌をくれと寄ってきます。
車の上にも猿に乗られました。
モンキーアイランドの入口の様子です。
周辺はマングローブになっています。
猿の餌を持っていたY君が早速、猿に襲われ、袋ごと取られました。
入口付近で餌を買ったのですが、餌を持っているだけで隙きあらば強奪しようとしてきます。
橋にも猿が。
猿がじゃれ合っています。
猿が別の猿のノミ?を取っているのでしょうか。
園内は広く、ひたすら歩きます。
半野生のクロコダイルの保護区がありました。
奥に行きましたが、クロコダイルはたまたまいませんでした。
工作機械の上にも猿が乗っています。
親子の猿でしょうか?仲良くしていました。
モンキーアイランド内でY君と記念撮影を1枚。
ちなみに、Y君が帰り道に猿を挑発してひっかかれ、病院に行くべきか?と悩んでいました。
おりゃー!
うきゃうきゃ
あいた!
うお。
シオダさ~ん、猿にひっかかれました。
狂犬病、発病しないですかね?病院行ったほうがいいですかね?
モンキーアイランドの観光名所にいる猿だから大丈夫じゃない?
いやー、不安ですね。。
結局、Y君は病院へは行きませんでしたが、無事でした。
不用意に猿に近づいたり、挑発したりしないようにしましょう。
また、何もしなければ襲ってきませんが、餌を持っているときは警戒が必要です。
猿のほうから近づいて餌を奪い取ろうと襲ってきます。
モーターボートでマングローブを走る
敷地内にはマングローブ林に覆われた大きな川があり、そこをモーターボートで駆け抜けました。
この大自然の中を通り抜けることができます。最高に楽しかったです。
これがボートの船頭さん。
細いところだけでなく、このような広々とした空間もあります。
風が気持ちよく、ジャングルの中のクルージングを体験できました。
ベトナム戦争跡地
こちらはモーターボートでマングローブ林を抜けた後、一旦下船して回ったベトナム戦争時代の跡地のようなところ。
マングローブ林の中でゲリラ戦を展開していたようです。
人ではなく模型の人間です。
ベトナム戦争時代、ベトナム軍はここに籠もっていたようです。
BaibienCanGioビーチ
せっかくなので、モンキーアイランドの後、すぐ近くにある海岸線エリアのビーチ BaibienCanGio にも寄ってみました。
車で10分くらいの距離です。
特に何も見当たらない、だだっ広いだけの微妙なビーチでした。
大して綺麗でもありません。むしろ汚かった。
またその後に、車で周辺の街を散策してみましたが、特にこれといった箇所は見つけられず、ここを最後にホーチミンに引き返しました。
ちなみにこのビーチの東側にはフェリーターミナルがあります。
こちらのフェリーターミナルからブンタウまで近いので、モンキーアイランドの後にブンタウへ行くのもありかもしれません。
ただ、車を乗せて移動できるかどうかはわからないです。
まとめ
ホーチミンからそこまで遠くなく日帰りで楽しめるモンキーアイランドは、猿だけではなく大自然も体験できる、おすすめの観光スポットでした。
私たちはレンタカーで行きましたが、自力では行きづらいところにありますので、ベトナムに住んでいない方はツアーに参加されることをオススメします。
なお、この近くには Vam Satという別のワニ釣りやモーターボートに乗れるマングローブ森の観光地もあります。
私はVam Satは行ったことがあるので今回は寄りませんでしたが、初めての人はモンキーアイランドとセットで日帰りで回るのが効率良さそうです。
Vam Satについては以下の記事をご覧ください。
なお、ベトナムには、今回行ったホーチミン南部にあるモンキーアイランド以外にも、ニャチャンにもモンキーアイランドはあります。
ニャチャンのモンキーアイランドはラオ島という島内にありますので、こちらはまた違った雰囲気かもしれません。
いつか行ってみたいと思います。